今回は、基礎工事の進捗状況としてべた基礎の配筋工事を中心にお伝えします。
改正建築基準法が4月より施行され構造の施工方法についても基準が厳しくなりました。今回は基礎の構造から、鉄筋の配筋について。
その中でもスラブ配筋要領による「太さやピッチの基準増し」と、「立上り上下主筋の緊結方法」についてフックを付けることが盛り込まれました。
配筋の写真です。床板となるスラブ配筋は「D13」という太さの鉄筋を20cmで縦横に網状として緊結してます。また、立上りの縦の鉄筋にはフックの加工がされています。
法改正の結果、建物の性能は良くなりますがその代わりに、鉄筋の鋼材増や加工、組み立ての費用が増えたりなど、住宅価格の高騰が進みますね。更に物価の高騰(資材)もあるので新築住宅の建設は数年前の5割増し以上になり、今後の着工数が少なくなっていくのではと思います。本当に酷い事になりそうです。
次回も引き続きこの現場からお伝えしていきます、では