現状の状況調査から改修工事の施工図を作成しました。

今回は、解体後、更に足場を組み上げ新規天井用の補強を行いますが、その補強材の位置、高さ、取付方法を検討する為の調査から実際工事をする為の図面「施工図」について掲載します。工事のための図面として設計事務所さんの作成した「設計図」はご存知と思いますが、工事業者は施工図で工事を行います。まずは、既存の状態を測量し図面化します。天井裏には作業用の通路(キャットウォーク)や空調のダクト、スプリンクラー、電気配線類など障害物が色々あります。(この測量がものすごく大事で大変です。)そしてその既存図に改修工事の補強材など書き込んで施工図を作成していきます。

天井解体後に更に足場を天井裏まで組み上げました。

既存図です。左はキャットウォークの位置を書いた図、中はダクトや吊りボルトの位置などの図、右は高さ関係を書いた断面図となります。

既存図から作成した施工図(左と中は詳細図、右は断面図)です。この施工図は、設計事務所さんの承認後に各業者さんへの材料の手配や工場加工、また現場での取付に使用されます。次回は、その鋼材取付の状況などを掲載します。それでは・・・

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